人との予定をつくる理由
とても人嫌いなんですけども。
視界に人がいるだけでストレスを感じ、文字通り息がつまるような思いをする。
にも関わらず、人との予定が立つと嬉しいし、予定がしばらくないと不安になる。
この理由を、今まで、私が誰かと関わらないと社会に存在していると言えなくなってしまうからだと思っていた。
ただこれだけだと後者の不安を解決するものにはなるけど、前者の嬉しさを説明することができない。
先程『ここは今から倫理です。』という漫画を読んでいて、その中にキルケゴールという哲学者の言葉が紹介されていた。
不安は自由のめまいだ
主人公の倫理の先生が、自由からくる不安を感じている生徒に対して、映画を見ることをすすめる。
映画を見ている間は、映画に縛られることによって、自由がなく、しかし不安もないから、と。
これを読んでふと思ったのが、私は“誰かに会う”ということによって私の時間を埋めて、不安を消したいんじゃないかなと。
たしかに自由、というか暇な時ほど不安が襲いかかってくるし、それをかき消すためか知らんがとにかく本を読んでみたり眠ってみたりしているような気がする。
まあその逃避活動の一環ではないかと。とにかく逃避する理由が欲しいんですな。
とりあえずこの不安を感じているのが研究のせいじゃないかと思ってるんだけど、働き始めたら不安もなくなるのかしら。